学校行事向けのクラスTシャツを作る場合は、デザインや予算などさまざまなところに気をつけなくてはいけないところがあります。たとえばデザインですが、無償で提供されている物のみが使用できます。それ以外の既存の商品やロゴマークは、著作権や肖像権が発生するのでそのまま流用することはできません。どうしてもそういったデザインを使用するなら、別物とはっきりわかる改変が必要になります。
元のデザインと違う特徴をつけることで、海賊版として扱われるのを防ぐことができます。それならお店に印刷を依頼する際も断られることがないので安心です。ただしどんなデザインまで許容されるかを素人が判別するのは難しいので、できれば下絵の段階で印刷を依頼するお店に確認してもらうといいでしょう。またデザイン以外にも、クラスTシャツを作成するためのコストで問題が発生することもよくあります。
クラスTシャツを作るための費用は、千円程度で済む場合もあれば四千円を超えてしまうこともあります。金額の幅が大きいのは、利用するお店の料金設定の違いももちろんありますが、それ以外にもプリントの方法や使う素材によってまったく変わってしまうからです。同じデザインでも一色刷りにするかそれともフルカラーで印刷するかで大きく違ってきますし、シルクスクリーンかあるいはインクジェットにするかでもまったく違ってきます。素材も、最安値の物と最高級の物では縫製の仕方から生地の厚さまで全然別物になります。
さらにお店の割引制度をフルに利用して作る場合とそうでない場合では値段もかなり違ってきます。作る枚数や印刷の種類など、コストを下げるためにできる工夫はたくさんあります。そのためにもできるだけいろんなサービスを比較して、相場や割引などの情報をしっかり集めましょう。