クラスTシャツはイベントに着用して使うものですが、作ることも含めてイベントになるといえます。印刷会社に発注したり自作したりと、クラスTシャツの作成にはいくつかの方法があります。品質を重視する場合は外注が有利で、本格的な印刷機を使ったプリントの仕上がりに期待できます。自作はプリンターを使う方法ですが、作る人によって仕上がりにばらつきが生じるので、それが良い意味で味になります。
両方に共通するのは、デザインを考えたり決めることがイベントとして楽しめることです。デザイン案を出して話し合い、1つ1つ決めてクラスTシャツを形にしていくことがイベントになります。生地の種類や色も決める必要がありますから、必然的に話し合いでクラスに一体感が出ます。クラスTシャツは全員が同じデザインではなく、ベースデザインに1人1人異なる要素が加えられるのも魅力です。
名前や背番号を入れることができるので、スポーツ競技のユニフォーム的な使い方ができます。これらの要素をどこに入れるか、文字の大きさや色、フォントなどもクラスTシャツ作成の議題になります。作成してどういうときに着用するか、活用方法についても話し合う必要性が出てきます。学校で作成を決めてクラスで使うので、着用に関するルール作りが大切です。
ルールは先生を交えて話し合い決めることになりますから、それも思い出に残ると考えられます。皆で考えて作ったTシャツは特別なものですし、着用することでメンバーが1つになった感覚が体験できるはずです。